コラム: マジックの話

私の好きな映画についてイロイロかいていこうかなぁとか言う「映画の話」の紹介ページ。

「ヒューゴの不思議な発明」と「奇術のたのしみ」


映画「ヒューゴの不思議な発明」を観てきました。
監督の映画への愛情と力を表現したいとか言うコメントだけ知っていて、あまり予備知識なく鑑賞。
タイトルから魔法が出てくる系のファンタジー映画かと思っていたけど、魔法は無し。(邦題つけた人、ウケようと狙いすぎだと思う(^_^;))
ただ、当初の期待とは違ったけれどノスタルジックな雰囲気で感動も有って面白かった。
更にマジック絡みのネタが沢山出てきて、予想外にマジシャン映画としても楽しめて得した気分です。

で、作中で自動書記の機械人形や世界初のSF映画である「月世界旅行」が重要な役割を果たすのだけれど、それらが紹介された本を昔読んだのを思い出しました。
写真がその本、松田道弘さんの「奇術のたのしみ」です。
(写真の左がハードカバー版で恐らく絶版、右の文庫版は多分入手可能かと思います。)


高校時代に初めて読んだ時、ワクワクしながらどんどん読み進めた記憶が懐かしいです。

この本は、元々子供向けに書かれたものですが、マジックの歴史や探偵小説、最近なんだか流行っている錯視やトリックアートなんかも紹介されていて、大人でも充分楽しめる内容だと思います。

たまたま知人にマジック関連の読み物を教えて欲しいと頼まれていたところだったので、タイムリーですし、紹介しておきます。

マジックの話, 映画の話 2012/03/03

海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン

2012年に「海賊戦隊ゴーカイジャーvs宇宙刑事ギャバン」が公開されるらしい。

戦隊ものと戦隊シリーズでもないギャバンとが共演するのは、とってもすごい事らしいので、ギャバン世代として育った私としては観に行かねばなるまいと言う気になった。(そういう世代の人を狙ってるんだろうから、ズバリ狙われた感じ)

そのための予習として、レンタルDVDでギャバンを借りてきて観てみよう。

映画の話, 雑記 2011/10/17

死霊の盆踊り

「死霊の盆踊り」と言う映画があります。

むかーしにレンタルビデオで観た、おバカホラー映画です。

タイトルの元ネタは言わずと知れたスプラッターホラー映画の先駆けとも言えるサム・ライミ監督のデビュー作、「死霊のはらわた」でしょう。

「死霊のはらわた」は低予算ながら、クトゥルフ神話の世界観を裏設定にしていたり、誰の視点だか良く判らないカメラワークからの迫力ある演出などサム・ライミ監督の映像センスが垣間見えて当たっただけあると思いますが、20年ほど前にこの映画が当ったので有象無象の「ゾンビみたいなの」がでてくるホラー映画が量産されました。

件の「死霊の盆踊り」も日本に持ち込まれたのがその頃なので、その類の映画だと思っていたのですが、最近調べてみたら、アメリカでの公開は1965年で、もっと古い映画だと言うことでした。ただ、日本語タイトルは「死霊の~」のブームにのっかって付けられたんでしょうが。(笑)

当時なんの前情報も無く、レンタル店に並んでいるパッケージを見てタイトルのインパクトだけで借りてみたんですが、とりあえず死霊達(?)は集まって踊りを繰り広げてました。まぁ、元々アメリカの映画なのでそれがタイトルの盆踊りである訳もないですが、それにしてもダラダラと良く判らない踊りを延々と続けます。そして、これと言ったストーリーも無く、なんとなく進んで終わってしまいます。

「もうすぐ面白くなるかも!」と、期待しながら我慢して見続けていたのに、とってもガッカリした覚えがあります。(苦笑)

後で知ったのですが、この映画は「史上最低のハリウッド映画」と呼ばれるほどの映画らしく、逆にそのつまらなさにカルト的な人気が出たくらいだとか…

夏になり、近所で祭りの音を聞いて、ふと思い出したので書きとめてみました。

映画の話 2011/08/10