コラム: マジックの話

長崎でのライブ

先の出演情報にも書いた様に、6月17日と18日の2日間、長崎でライブショーをやってきました。
夜、10時からのショーで実際のショータイムは30〜40分なのですが、その後、和気あいあいとした交流時間となり2日とも解散したのが3時過ぎと言う状態でした。
(別途、写真もアップしたいと思います。)

会場となったバー、マジックシアターのオーナーであり、私の尊敬するマジシャンでもある小川心平さんには感謝の言葉もありません。
普段からオーナーがショーをしているだけあって、クロースアップマジックを見せるのに本当に良い環境でした。
でも、一番驚いたのは広く充実した厨房!普通バーの厨房と言えば、添え物的に簡単な厨房設備のところが多いのですが、心平さんの料理の趣味が昂じてそう なった様ですが、本当にちょっとしたレストランには負けない内容でした。更に、おつまみとして出される料理の美味しい事!!バーに来る常連さん曰く、来店 目的の半分はこの料理を食べるためだとか。
私も近くにあれば絶対通っていると思います。

今度は本当に遊びに行きますから、宜しくお願いしますね!

マジックの話 2005/06/21

マジシャンが働く店

最近マジックブームからかマジックの観れる店が増えている様に思います。マジシャンが職場が増えて非常に良いことだとは思います。マジシャンのいる店は バーやレストラン等の飲食店が多いと思いますが、レストランにマジシャンがいることは、アメリカ等では日本より一般的なことなのです。

ただ、マジックを安易に入れているお店もあって、「ブームだしマジシャンでも入れてみようか」とか、「うち、儲かってないからマジックでもやればお客集ま るかも」なんて、お店もあるように感じます。もちろん、マジック等のイベントをやれば目新しさで一時的にお客は来るかも知れません。でも大事なことを忘れ て欲しくないのです。

店舗の基本は『良いもの』を『安く(適正価格)』、『良いタイミング』で提供することです。もし、そのお店があまり『儲かって』いないのであれば、その基本が出来ているのかどうか見極めないといけません。

エンターテイメントとしてのマジックの力を過信してはいけません。お店の経営に必要なのは固定客です。マジックをいれる事によって、一時的な集客が出来た り、新規客が入ったとしても、もし前述の基本が出来ていない様なお店であれば、お客は定着せず、新規の集客だけに頼った状態で、結果として「マジックを入 れたけど、お客が増えないなぁ」と、言われてしまうかも知れないのです。

これでは、『あのマジシャンはダメだ』とか『マジックを入れたけどダメだった』なんて言われてしまう事にもなりかねず、マジシャンのキャリアにとってもマジック界全体にとっても痛手です。

別に勝ち馬に乗ると言う訳ではありませんが、レギュラーで出演する店を決めるときは、マジシャンもその店が『お客を定着させる力を持っているか』、見極める目を持ち、ダメなら断る勇気も必要かも知れませんよね。

マジックの話 2005/06/19

四方山話事始め

マジックに関するイロイロな話をココでは、やっていこうと思っているのですが、生来の筆不精なため、キチンと続けていけるか非常に不安です。
また、どれだけの方にこの文章を読んでいただけるのか判りませんが、長い目でお付合い下さい。

マジックの話 2005/06/01